えっ?3日かけて片付け?・・・・・・安いわけです

お仕事

片付けの見積もりに行きました。合い見積もりでした。
でも、あえなく敗退という残念な結果です。相手が悪かった。

既に施設に入所されたお年寄りの成年後見人となった司法書士さんの要請で、部屋の荷物の前撤去の見積もりをしました。お困りのお年寄りということなので、極力安く見積もったのですが、合い見積もりの別の業者が格安であると聞きました。

とても驚きました。これまで、合い見積もりでも負けたことがほとんどないのに、その私の見積もりを数段下回る金額で提示した業者がいること自体不思議でした。処分費など含めると、この金額では原価割れです。でも、後で聞いて、合点がいきました。大型家具がいくつもあるのに、1名で軽トラ1台で3日間かけて片付けるということでした。

車もすれ違えない狭い道に3日間横付けしてさぞ近隣迷惑でしょうに。許可を持たない業者なのでしょう。業者がゴミを家庭ゴミとして集積場に出せば、明らかに不法投棄です。

結果的に、お年寄りの経済的な支出が削減できたのであれば、結果オーライなのですが、万一、この業者が不法投棄で捕まったりしたら、その業者に発注した司法書士さんが損害も含めてすべて被ることになってしまいます。

業者と契約するときは、金額比較だけでなく、許認可や、仕事の仕方もよくチェックするべきですね。